簡単に生活費（携帯料金）を5,000円落とす方法

今日の授業：格安SIMを使おう

格安SIMってなに？

そもそも格安SIMとは何かとご説明させていただきますと
格安SIMとは、大手携帯キャリアと比べ安い料金でスマートフォンやタブレットの通信サービスが利用できるSIMカードサービスのことです
一般的に格安SIMはスマホに挿入するSIMカード（IＣカード）のみの契約となっており、使用するスマホ本体はご自身で用意する必要があります

以前に携帯キャリアで買ったスマホでもSIMロック解除を行えば格安SIM会社に乗り換えて月々の支払いをおさえる事が可能です

あと格安SIMは繋がりにくいと言われますが実はそうではありません
後ほど解説いたしますが格安SIMは大手携帯キャリアの通信設備をレンタルしユーザーにサービスを提供しているので使っている回線は大手通信キャリアと一緒です
なのでこれも後ほど解説させていただきますが、基本的に混雑時以外は大手キャリアと同様に使えます

格安SIMのメリット２選

料金が安い

１つ目の格安SIMのメリットなのですがこれはズバリ
【月額料金が安いことです】
というかコレにつきます

もし大手携帯キャリアを使っていて生活費を落としたいという人がいるならば
まずは格安SIMに変えてみましょう

最初の変更手続きさえ終わらせてしまえば後は何もしなくても毎月の生活費が約5000円程下がります
この様に生活の固定費を下げる事は節約する上で最も重要なポイントです

なぜ格安SIMは料金が安いの？

次になぜ格安SIMは料金が安いのかについてですが
これは大手携帯キャリアが持っているアンテナや基地局という通信設備を格安SIM会社はもっておらず
大手携帯キャリアの通信設備を借りてサービスを提供しています

通信設備の設置・管理には大きな費用がかかりますが、格安SIMはその費用がないため利用者に低料金でサービスを提供できるというわけです


もう１点はサービスがオンライン中心であるという点です
これは多くの格安SIM会社が実店舗をもたずオンライン中心での販売、サポート体制を取っているからです

これにより実店舗がないから家賃や光熱費がかからず営業員や接待スタッフなどの人件費も発生しないので低コストで運営ができその分をユーザーに還元できるということです

自分にあったプランが選べる

✅️格安SIMのメリット２つ目は【自分にあったプランが選べる】です

格安SIM会社によって使用できるデータ通信量（ギガ数）や通話プランが様々です
データ通信量でいえば下は1GBからの契約プランがあったり上は50GBのプランもあったりします（基本的にデータ通信量が多いほど料金があがります）
そこからご自身にあった格安SIMを選んで契約できるわけです

例えば普段外出先ではまったくスマホは使わず家ではWi-Fiに接続されていて毎月使用するデータ量が３GBくらいの方であれば
選ぶ格安SIMにもよりますが大体月1,000円前後で契約できます

またよく通話をする方であれば５分かけ放題のオプションを提供している格安SIMもあります（相場では５分かけ放題で月500円くらいが多い印象です）

このように自分のニーズにあわせてピンポイントでプランを選べ無駄に高い料金を払わなくてもよくなるのも格安SIMのメリットのひとつですね

格安SIMのデメリット2選

通信速度が遅い時がある

✅️格安SIMのデメリット1つ目は【通信速度が遅い時間帯がある】です

個人的にはこれが格安SIM最大のデメリットだと思っています
というよりこのデメリットがなかったら格安SIMにしない理由がないくらいです
では詳しく説明していきます

これは先程説明した通り格安SIMの会社は自社で通信設備をもっておらず大手キャリアの通信設備を借りてサービスを提供しております
これは具体的には大手キャリアのネットワークの一部を利用しているイメージです

一部を借りているだけなので格安SIMの利用者が同時にインターネットを使うと回線が混雑し、通信速度が遅くなることがあります
（主にお昼の12時〜13時の間に速度制限がかかる格安SIMが多いと思います）

例えるならば車線が1本しかない道路で、交通量が増えると渋滞が発生するのと似た状況です

速度制限ってどのくらい遅いの？

ではここで格安SIMで速度制限がかかるとどのくらい通信が遅くなるのか説明したいと思います
格安SIMによって違いはあるのではっきりと言えませんが
だいたい1Mbps前後まで落ちるとのことです（時間や場所によってかなり差があるみたいですが…）

次にこの1Mbpsがどれくらいの速度か説明しますと

私は日本通信SIMという格安SIMを使っているのですがたまにお昼休みに300kbpsくらいにまで低下する時間があります（一時的にですが）
ここまで下がるとLINEは使えますがウェブサイトを見るのはかなり遅くなりますね

サポートがオンライン中心

✅️格安SIMのデメリット2つ目は【サポートがオンライン中心である】という点です

これは格安SIMが店舗の家賃や人件費を削って低コストで運営し利用者に低価格で提供できている反面このようなサポート体制を取っているからです
また格安SIMによっては電話での受付にも対応していないところがありそうなるとメールやチャットのみでの対応となります

これにより即時対応が難しい、対面サポートがない、自己解決が求められるといったデメリットがあります。
また、緊急時や複雑な問題の説明がオンラインでは難しい場合があるため、ITに不慣れなユーザーや、迅速なサポートを求めるユーザーにとっては不便に感じることがあります

オンラインサポートに慣れているユーザーやこのようなデメリットに対応できるのであれば十分格安SIMを契約する価値はあると思います

2024年10月現在
おすすめ格安SIM3選

日本通信SIM

出典：日本通信SIM

✅️おすすめの格安SIM1つ目は【日本通信SIM】です
運営企業は日本通信株式会社、サービス開始日は2010年4月です

日本通信SIMがおすすめな理由としましては
圧倒的にコスパがいい！からです
はっきりいいます！ぶっ壊れています（もちろん良い意味です！）

出典：日本通信SIM

プランは3つ
1️⃣合理的シンプル290プラン
月額使用料290円、ひと月にしようできるデータ量1GBまで、通話オプションは有料
普段全くスマホを使わない方におすすめですね
（290円でスマホが使えるとは、驚きです）

2️⃣合理的みんなのプラン
月額使用料1390円、ひと月に使用できるデータ量20GB
これは9月29日までは10GBだったのがなんと料金が変わらず使用できるデータ量が倍の20GBになりました
ちなみに格安SIMでデータ使用量20GBの相場は約2000円〜3000円ですので飛び抜けて日本通信SIMが安いです

ちなみに通話オプションも無料でついており5分かけ放題・ひと月70分かけ放題のどちらかを選べます
多くの方はこちらのプランでも十分なのではと思ってしまいますね

3️⃣合理的50GBプラン
月額使用料2178円、使えるデータ使用量はなんと【50GB】です
ここちらも9月29日までは30GBだったのが（これでも十分安いです）なんと料金が変わらず50GBまで増えました
50GBの格安SIM相場は4000円弱〜5000円くらいなので相場の半分近く安いです

こちらのプランも通話オプションが無料でついており5分かけ放題・ひと月70分かけ放題のどちらかを選べます
スマホをよく使うヘビーユーザーにおすすめのプランですね

楽天モバイル

出典：楽天モバイル

✅️おすすめの格安SIM2つ目は【楽天モバイル】です
運営企業は楽天モバイル株式会社、サービス開始日は2019年10月です

楽天モバイルがおすすめな理由は使用データ量が無制限な所です
格安SIMのほとんどがデータ使用量に上限が設けられている中で楽天モバイルのみが高速データ通信の無制限使用が可能となっております

楽天モバイルは他の格安SIMと違い独自の通信設備を持っています
これにより格安SIMのデメリットであった混雑時の速度低下が大幅に軽減されています

※まだ全国的にインフラ整備が完全ではないため、一部地域ではKDDIのローミングを利用しており、ローミングエリアでは大手キャリアと同様の速度制限や混雑の影響を受ける可能性があります

出典：楽天モバイル

プランは【楽天最強プラン】の1種類のみです

月額使用料は使った使用データ量によってかわります
ひと月に使用したデータ量が3GB未満だった場合は980円（税抜）ですが
3GBを超えて20GBまでの使用時は1,980円（税抜）
そして20GBを超えた場合はどれだけ使っても料金は2980円（税抜）となっています

そして上記の金額はお一人でご利用時の金額です
楽天モバイルには【最強家族プログラム】という家族向けのサービスがあります

これは簡単に説明すると
家族で楽天モバイルを利用することで家族全員の月額使用料が1００円安くなるサービスです
参加者でグループを作成する事が必要や参加回線が20回線までなど条件はありますので
詳しくは楽天モバイル公式サイトにてご確認ください

そして通話に関してですが
楽天は【Rakuten Link】というアプリを使えば国内に限りですが通話し放題です
これは電話の発信相手が楽天モバイルでなくても無料で通話可能です

ahamo

出典：ahamo公式サイト

✅️おすすめの格安SIM3つ目は【ahamo】です
運営企業はNTTドコモ、サービス開始日は2021年3月です

ahamoは、NTTドコモが提供するサービスであり、ドコモの回線を直接利用しています
これは格安SIMのように大手キャリアの回線を「借りて」提供しているのではなく、ドコモの安定した通信品質をそのまま活用できるという点で、大手キャリアの回線を使う他の格安SIMとは異なります

出典：ahamo公式サイト

プランは1種類
月額使用料金は2,970円、使用できるデータ量は30GB
2024年9月31日までは使用できるデータ量が20GBだったのですが10月1日以降は料金がそのままで使用できるデータ量が30GBになりました

また、ahamoには「ahamo大盛り」というオプションがあります。このオプションに加入すると、通常の30GBに加えて80GBが追加され、合計110GBのデータを1か月に使用できるようになります（ほぼ無制限に近い感覚ですね）。

この大盛りオプションは月額1,980円なので、基本料金の2,970円と合わせて合計4,950円で110GB利用できます

また通話に関しては国内通話料金5分間無料のオプションが標準で付いています

まとめ

ここまで読んで下さりありがとうございました
本日は「毎月の携帯料金が高くて困っている」、「格安SIMって実際どうなの」という疑問を持っておられる方に向けて

格安SIMの基本的な説明、メリット、デメリットそしておすすめの格安SIMについて説明させて頂きました
本日の説明をまとめますと

✅️格安SIMってなに？
大手携帯キャリアと比べ安い料金でスマートフォンやタブレットの通信サービスが利用できるSIMカードサービスのこと

✅️格安SIMのメリット2選
1️⃣料金が安い
2️⃣自分にあったプランが選べる

✅️格安SIMのデメリット2選
1️⃣通信速度が遅い時間帯がある
2️⃣サポートがオンライン中心

✅️おすすめの格安SIM3選
1️⃣日本通信SIM
2️⃣楽天モバイル
3️⃣ahamo

という内容でしたがいかがだったでしょうか？
ほんとに基本的な説明だけでしたが少しはご理解いただけたら幸いです

個人的には多くの方が格安SIMで十分だとおもっております
仕事柄どうしても速度制限がネックになる方や携帯代なんて気にしてないくらい高収入の方ならばわざわざ
格安SIMにする必要はないとおもいますが多くの方は格安SIMで問題ないと思います

そして格安SIMのデメリットでサポートがオンライン中心であるという点は裏を返せばインターネットに疎い方からしたら契約だけでも高いハードルとなるはずです
もしそのような方が家族や身近にいたならば1度、格安SIMを紹介してみて下さい
そしてもしよかったら契約もお手伝いして上げてほしいです

私は両親がインターネットに疎く携帯電話料金も大手キャリアで契約しており1人7,000円くらいかかっていました
ある日「毎月の携帯料金が高いけど携帯は必要だしな〜」と母が言っていたので
「じゃあ格安SIMにしてみたら」と言い今どれくらいデータ通信量や通話を使っているかを調べ最適な格安SIMを契約してあげたところ

1人2,000円くらいにまで携帯料金を下げる事ができました、2人で10,000円の節約に成功したわけです
最初は「2,000円で携帯が使えるわけがない！」と言っていましたがしばらく使っていると
「問題なく使えている！2,000円で携帯が持てるとは！ありがとう！」と言っていたのを今でも覚えています

月10,000円の節約はとてつもなく大きいです、そしてこれらの固定費を見直す節約は何かを毎回我慢してストレスを貯めるような節約ではなく
1度見直せば後は何もしなくても生活費を下げることができます

長くなりましたがこの記事で1番伝えたかった事は固定費を見直す事の大事さです
そして格安SIMは最も簡単に見直しができる固定費です

もし今、大手キャリアを使っていて携帯料金が高いのがネックになっている方や格安SIMなんてまともに使えるわけがないと思っている方
1度、格安SIMを使ってみてはどうでしょうか？

もし合わなかったら戻せばいいわけで、契約したら2度と戻せないわけではありません
ぜひ検討してみて下さい！

おわりに